奈良のお水取り

3月14日〜16日

蓼科から約360キロほど、5時間弱で奈良に着きました
予定通り間に合ったのに、駐車場でもたついて待たせちゃいました、ゴメン

もぅ毎年のように奈良のお水取りを楽しんでいる面々を 拝み倒して、
今回仲間に加えさせて頂きました〜
私達3人は初心者なので?お昼は柿の葉寿司をリクエストしちゃいました

さぁ腹ごしらえも終わったので、
夜のお水取りまでのあいだ
”なら散歩”が始まります
奈良の事をたっくさん聞かせて下さいね〜
まずは興福寺の五重塔の脇を歩きます
1300年前に、この圧倒する建築技術を持っていたとは!
このあと何回も歩きますが、何度見てもホレボレとしました
猿沢池を回って、”ならまち”方面に向かいます
細い路地があり、むかしの町の様子があちこちに見られます
角の小さな神社さえ1000年くらいの歴史があってびっくりします
古い酒屋さん”春鹿”で一杯頂きました
ならまち全体がこの元興寺(がんごうじ)の境内だったそうですが、
今はこじ〜んまり、蘇我馬子が飛鳥に建立したのを
平城遷都の時にこちらに移建したそうで、瓦の一部は飛鳥時代のものだそうです
境内のあちこちの梅がちょうど見ごろです、見れば家のあちらこちらにも!
このまちはホント梅が似合うなぁ〜
ならまち散歩のあと、ホテルで休憩して
4時過ぎに
東大寺に向けて再び出掛けました
東大寺の正門の南大門の両側に控える
筋肉隆々の金剛力士像を懐かしく見上げました
大仏殿脇から鐘楼を見上げ(東大寺の物は何でもスケールが大きい!)
この先にもいろんなお堂を抜けて行きます
三月堂の正面の階段を登ると、境内のはじっこの二月堂に着きます
東大寺をどっからどう来たのか??とにかくやっと着きました
1時間30分ほど前に着いたので、おしゃべりしたり、
どこら辺で見上げるのかみんなで言い合ったり・・・
日が暮れる直前のワクワク感いっぱいで、ひたすら二月堂を見上げます
それにしても3月の奈良がこんなに寒いなんて、ナメテおりました
お水取りが終わったら春が来ると言われるそうですが、この寒さ!長野者もびっくり!
6時30分きっかりに、さぁ始まります
二月堂の階段を一気に駆け上がり、欄干の向こうから真っ赤な火の玉のような
大きな松明を振り回しながらこちらに向かって来ます
今晩はお松明最終日なので、この火の玉が10本続けてやってきます
火の玉がどんどん増えてきて、周りを明るくしていきます
10本揃ったら、火の粉をまき散らすようにグイッと回します
この火の粉が飛沫のように散って闇に輝きます
奈良時代より一度も絶えることなく続き、今年で1266回を迎えるそうです
この光景をどれほどの人が見てきたことか、同じ風景をやっと見れました
ホテル近くまでそぞろ歩いて戻って来ました
しっかり歩いたおかげで、すっかりお腹ペコペコで〜す
”やまと庵”という所で5人の招待に甘えて、どれも美味しいものづくしの夕ご飯です
次の日の、早〜い朝散歩です(家ではまだ寝てる時間!)
また興福寺の境内に来ました
八角円堂のステキな南円堂では、観音経をあげる3人のお坊さんの声が響いていました
春日大社に向かう奈良公園の中です
浮見堂を遠くに見たり、別邸のような宿の脇を歩いたり、鹿寄せの飛火野を歩いたり、
梅園にも来て、1時間30分ほど歩きました
ホテルに戻り、朝食後そぞろ歩きながら昨日見た二月堂に向かいます
細い道を歩き、奈良女子大学前を通ります、木造の玄関や正面の講堂がステキです
このアセビの花があちこちに咲いていて、特にこれはピンクが鮮やかです
興福寺で国宝特別公開があり、阿修羅像含む乾漆群像展を見てきました
そこから二月堂に向かいます、石畳のこの道は昔の面影がありますね〜
昨晩松明を持った練行衆が、この階段を一気に登ったところです
こんな急坂だったんだぁ
欄干に立てば、奈良の町並みが一望できます
遠くに生駒山が見えます、手すりのいくつかの窪みは重い松明を乗せた跡です
お水取りが終わった次の日に”だったんぼう”という儀式があります
地元の人は知ってるようで、子供たちがたくさん来ていました
お水取りの為に数々の修業をしたお坊さんの帽子を
被らせて頂き、今年の無病息災を願います、おかげでみな1年の安心を貰いました
東大寺から若草山を見上げながら、隣の春日山の麓にある
春日大社に向かいます
春日大社の朱塗りの回廊を歩いているときに、雅楽が聞こえたので
音のする方に向かいました
春日大社と言えば藤の花だそうで、その藤の花を髪に差した
巫女さんたちが春を祝う祭事をしていました
その後、春日大社の境内のお茶屋で、茶がゆを頂きました
蓼科では見飽きるほどの鹿ですが、奈良で見る鹿は神様の使いって思うのか!?
ついついやさしくなってしまいます
今朝歩いた梅園の脇を降りて、高畑という地区に向かいます
奈良公園内の東大寺や興福寺、春日大社も山の裾野にあるので、
ゆるやかな勾配があり、散策と言えど歩きがいがありました〜
奈良大和路の美しい風景や仏像を撮り続けた、入江泰吉の写真を見てきました
その後、新薬師寺に寄り、薬師如来を守る十二神将立像を見ました
高畑地区やならまち辺りは平らになり、足もやっと楽になります
昨日少し見た”ならまち”は小さな
雑貨やさんが多く、お茶を飲んだりしました
夕ご飯は、ホテル近くの中華を食べて
あとはもう爆睡でした〜
3日目は、3人だけの奈良旅になります
奈良市から飛鳥に向かう事にしました、20キロ弱の場所です
桜井市の安倍文殊院に寄り、快慶の作ったおどけたような獅子や
振り向く姿の善財童子がいる文殊菩薩像を見ました 
境内にはきれいな石組の古墳もさりげなくありました、さすが歴史の宝庫です
まずは、飛鳥資料館に入りました
発掘調査で当時の建築構造がわかった山田寺の様子や
高松塚古墳やキトラ古墳の壁画がリアルに見れたり、
庭に亀石や猿石や酒船石や須弥山石の様子が分かったりと、見どころたっぷりでした
こじんまりした飛鳥の土地全体が、日本の都発祥の場所だとわかります
古墳だらけ、謎の石だらけ
、古寺だらけのワクワクする場所です♪
まずは駅前のコッコロカフェと言うところで、お昼ご飯を食べました
信号の角に、亀石発見!巨体で、どこかうれしそうな表情です
飛鳥一番の不思議古墳!石舞台古墳を見ました
30個余りの巨石を積んだ大舞台のようなお墓で、
当時の人はどういう祈りをしてたんでしょう?
聖徳太子が生まれたという橘寺に行きました
境内に二面石がありました
最後は飛鳥の大仏がある、飛鳥寺に行きました
1400年ずっと同じ場所に座っている釈迦如来坐像です
お寺の方が、首が長いでしょ〜としみじみ仰ってました?爪があるのも珍しい?
こちらは写真もパチパチさせてもらい、触れるほど近くで見させてもらいました
飛鳥寺の裏手の甘樫の丘が見える田んぼに、蘇我入鹿の首塚がありました
この見渡せる小さくのどかな一帯に、日本のはじまりの都があり、
最先端の建築物が建てられ、天皇がいて政治が行われ、
外国人が来て、不思議な石のオブジェで驚かせていたとは、本当に不思議な気がします
この景色を見て、名残惜しいけど帰路に向かいます
近くで大福餅を食べて、5時に出発〜、10時過ぎに蓼科に戻りました
奈良のお土産は、大仏プリンや一口きな粉もちや、最中です

200年も都であった割に自慢するでもなく、人ごみにもまれる事もなく、
高い建物がなく道路が広いせいでゆったりした感じもあって、
景色も含めて奈良の雰囲気がすっかり好きになりました
 

結局は詰め込み過ぎて、慌ただしい旅になってしまいましたが、
奈良の友人がいなかったら、お水取りにいくこともなかったでしょう、感謝です♪
行く前より見たいものが増えてしまいました、いつかまた〜きっと!